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神奈川県防災
保全企業組合
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今からしておく日曜大工(素人でできる対策)

週休二日制が定着した今日、土曜〜日曜の2日間でじっくりと取り組めるようになりました。県防災では、「日曜大工」で防災対策を提案します。

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「留め」と「吊り」の選択

取り付け先の建物部材、家具の取り付け個所の材質・寸法、およぴ固定具の位置と強度についての選択さえ正しければ、いずれの方法でも家具は倒れない。

図:留めと吊り

しかし、「吊り」は家具が揺れる。そのため

(注)

ねじ、釘について

木ねじ

図:木ねじ

(丸頭で溝がプラスの物と、皿頭で溝がマイナスの物がある)
鉄製 3.1mm×20mm〜3.8mm×38mm

タツピン(ねじ)

図:タッピン

(ねじ山が全長にある)
3mm×16mm〜4mm×30mm

丸釘

図:丸釘

(打込み50mmで耐力30kg)
38mm〜50mm

スクリユー釘

図:スクリュー釘

(引抜き耐力は大)
38mm〜50mm

1本柱留め

図:一点止め

図:2点止め

図:幅広L字金具と蝶番 商品ボタン:L字金具

図:2箇所止

見える側の露出金物をカレンダー、状差し等でカモフラージュする。図:カモフラージュの例

布ベルト(ゴム入りとゴムなしがある)留め

図:布ベルト

鴨居(かもい)等(水平部材)への固定

一般に家具固定に耐え得る水平部材は、1天井回り縁、2鴨居(かもい)、3額縁(がくぶち)、4笠木、5胴縁、6際根太(きわねだ)等であり、耐力不足のものは、1長押(なげし)、2付け鴨居、3額長押(なげし)、4木摺(きず)り、5幅木(はばき)等である。

図:洋室と和室の造作

外から見ただけでは、耐力の有無がよくわからない場合は、金槌で軽く叩いてみる。
つまった音ならよいが、うつろな音や浮いた音なら避ける。
また、木ねじやヒートンをねじ込む位置に試験としてヒートンを約2cmほどねじ込み、指か紐をかけて、徐々に力を入れて引張ってみる。思いきり引いて大丈夫なら25kg以上は期待できよう。

出展:伊東 義高著 『地震から家族を守る日曜大工』

家具固定力の目安

図:家具固定力の目安
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